植物に固有の能力によって人類は地球上に存在し続けることが可能となっています。例えば、光合成によって大気中の二酸化炭素を吸収して糖を生合成し酸素を放出する能力や、土壌中の硝酸イオンやアンモニウムといった無機窒素化合物からアミノ酸などを生合成するという窒素同化能力は動物細胞が持たない能力です。このような植物に固有の物質生産能力は、大気中の二酸化炭素濃度が上昇しつつある今日、また、食料生産が全人類を支えるには不十分となりつつある今日、ますます重要となっています。
植物機能工学研究室では、植物に固有の能力の調節メカニズム、特に物質生産能力の遺伝子発現レベルで の調節メカニズムを解明することに取り組んでいます。植物が示す多彩な生命現象に興味を持ち研究意欲の高い学生の参加を歓迎します。
ご挨拶
植物機能工学研究室 教授 柳澤 修一
お知らせ
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2025.4.1
メンバーと研究業績を更新
メンバーと業績を更新しました。4月から新たに修士課程1名、4年生2名が加わりました。
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2025.3.14-16
第66回日本植物生理学会年会にて発表
金沢大学角間キャンパスで行われた「第66回日本植物生理学会」にて臼田君 (M2)、杉村さん (M1)、林君 (M1)、江さん (M1)が研究発表を行いました。
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2025.3.10M1の杉村さんが、植物生理学会の 「International Conference on Arabidopsis Research 2025」派遣事業に採択されました。ICAR2025は6月にベルギーで行われます。
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2025.1卒論配属や大学院進学のための研究室見学は随時受け付けています。興味のある方は、お気軽に「問い合わせ先」までご連絡ください。